HOME コラム
廣本瞭さん (第2回/全4回) (青森県スポーツ協会 青森県スポーツ科学センター スポーツ科学専門員/リコンディショニング分野)
投稿日 2026.08.13

「検定が終わってからの方がテキストを開く回数が多いかもしれない」 
ーー体系立てて学び直したからこそ、見えてきたもの 

前回は、1252エキスパート検定を受けるまでの背景についてお伺いしました。第2回では、1252エキスパート検定を通じてどのような学びや気づきがあったのか、リコンディショニングの専門家としての視点から伺います。 

ーーーーーーーーーー

ーテキストの中で、特に印象に残った内容を教えてください。

廣本さん: 
改めて確認してみると、チャプター2「女子アスリートの身体を正しく知る1─医学─」・チャプター3「女子アスリートの身体を正しく知る2─運動生理学─」が印象に残っています。内容自体はスポーツ医学を学んだ方なら誰もが一度は学んだことのある基礎的な部分ですが、それを体系立てて学び直すことで初めて見えてくる部分があると感じました。 

ーリコンディショニングの専門家として、検定を通して学んだ知識で新しい気づきや発見はありましたか? 

廣本さん: 
チャプター2のような医学的な内容は現場に直結します。知識があることで、どういう声かけをすればいいか、栄養面のアドバイスや病院を勧めるかどうかの判断などのアドバイスができるようになりました。 

これまで学校などで学んできた内容は男女どちらにも目が向けられたものが多く、「生理」というワードをこんなに頻繁に使うテキストは見たことがありませんでした。教える側もそこまで深掘りせずに終わらせてしまうことが多く、生理のある女性に特化して書かれているという点は、これまでの学びと大きく違うと感じています。 

ーこれまでお持ちだった知識と検定の内容はどう補完し合いましたか? 

廣本さん: 
選手の体に触れる立場として、女性同士であることも一つの武器だと思っていましたが、具体的な言葉でアドバイスできるようになったのは、自分のスポーツの経験、リコンディショニング分野での経験に知識が加わったからだと思います。検定に向けて勉強した内容には学校などでも学んだ内容も含まれていますが、検定を受けるという機会で改めて再確認できて、さらに知識を高めることにつながったと思っています。 

ーお仕事が忙しい中での受検だったと思うのですが、どんな風に勉強を進めましたか? 

廣本さん: 
テキストが結構持ち歩きやすい大きさだったので、常に持ち歩き、移動や休憩のときなど、隙間時間があればどこでも開くようにしていましたね。まずは一通りテキストに目を通してから、次に細かい数字などを見ていくようにしていました。 

ー検定までにどれくらい勉強されましたか? 

廣本さん: 
受検まで1ヶ月ほど勉強しました。大学で体のこと、大学院で心理的なことを学んでいたので捉えやすかった部分もありましたが、テキストには全くやったことない分野や女性に特化した知識など、新たな知識も満載でした。テキストは実践的に書かれているので検定が終わってからの方が開く回数が多いかもしれないぐらいずっと読める内容になっています。 

ーーーーーーーーーー

検定が終わってからの方がテキストを開く回数が多いかもしれない。廣本さんの言葉には、一度学んで終わりにしない姿勢が表れていました。体系立てて学び直すことで得られる気づきの大きさが伝わってくる回となりました。次回は、実際の現場でどのように知識を活かしているのか、具体的なエピソードを伺います。 

ーーーーーーーーーー

<廣本瞭さんプロフィール> 
青森県スポーツ協会 青森県スポーツ科学センター 
スポーツ科学専門員(リコンディショニング分野) 
修士(スポーツ科学)/柔道整復師 
青森県スポーツ科学センター公式Instagram:@aiss_aomori 
https://www.instagram.com/aiss_aomori

カテゴリ一覧

ページトップへ